Catch the Copy

 「イノベート・オア・ダイ(改革か死か)」という言葉をストリンガーは好んで口にする。変化の激しい時代は、早く環境に適応できないと生き残れないという意味だ。


ソニーを変革することの難しさについてもはっきりと認識していた。


 不利な状況にもかかわらず、ストリンガーは実に巧みに権限を手中に収めていく。


 「ハワードからは、リーダーシップは運命として与えられるのではなく、自分で手に入れるものだということを教わった」。


 責任ある立場になったストリンガーは出井の期待通りにリストラを進め、事業の効率も高めた。